ACP研修・エンディングゲーム体験会を開催しました
令和6年10月18日、社会福祉協議会では、株式会社 omniheal代表取締役の石井洋介氏を講師に迎え、「ACP研修・エンディングゲーム体験会」を開催しました(本別町中央公民館)。
町内の介護・医療事業所の皆さまも含めて60名を超えるご参加をいただきました。
前半ではACPについてのお話を、後半では参加者の皆さんでエンディングゲームの体験を行ないました。
※ エンディングゲームはボードゲームです。
なかなか考える機会がない、「もしものとき」について、エンディングゲーム体験を通して、小説家やアスリートなど、架空の職業者になりきって他人の人生を擬体験することで、まず考えてみるという良いきっかけとなりました。
言葉の説明~「ACP(人生会議)」と「エンディングゲーム」~
人生会議(アドバンス・ケア・プランニング:略称ACP)とは
もしものときに、どのような医療やケアを望みますか・・・
それらについて前もって考え、家族や信頼する人、医療・介護従事者の方々と何度も話し合い、同じ思いを共有することを「人生会議」(アドバンス・ケア・プランニング:略称ACP)といいます。
なぜ、事前に考えるのか
どんな人でも命に関わるような大きな病気やケガの可能性があります。
重い状態になると、約7割の方が、これからの医療・ケア方針を自分で決めたり、自分の希望をだれかに伝えることができなくなるといわれています。
「人生会議」をすることで、もしもの時に望むような医療やケアを受けられる可能性が高くなります。
エンディングゲームとは
エンディングゲームは、“他者の人生終盤を追体験する” をコンセプトとした、すごろく型のボードゲームです。
架空のキャラクターになりきって人生の終盤を追体験することで「人生の最期って、どう過ごしたいのだろうか」と考えるきっかけを提供します。
斜字部はACP LABのHPより引用:エンディングゲームについてもっと詳しく知りたい方へ – ACP LAB (omniheal.jp)
今回講師としてお話いただいた石井洋介氏が代表取締役である株式会社 omnihealのHPにはACPとエンディングゲームについてもっと詳しく説明されています。
ACP LAB – もしものときに備えて人生会議をしよう (omniheal.jp)